「貯金を始めたいんだけど、何から手を付ければいいかわからない」
「最もコスパが良い節約って何?」
こんな疑問にお答えします。
こんにちは。そうのじです。趣味で簿記とFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得した、生粋の貯金マニアです。
本記事では、節約を始めたい人が知っておくべき超基本ポイント3つを紹介します。
いざ節約してお金を貯めようと思っても、何から手を付けたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。あんまりケチケチしすぎて窮屈な思いをするよりも、明らかにムダなポイントを削っていくのが理想ですよね。
今回紹介する内容は、私自身が7年間の一人暮らしの中で実践してきたもので、毎月7万円の生活費で不満のない生活ができています。生活を切り詰めなくとも、生活費を下げられるので、知っておいて絶対に損はありません。
「節約したいけどポイントが分からない」という方にオススメの記事となっています。
ぜひ読んでみてください!
節約初心者のための超基本ポイント3つ
①固定費を下げる
節約に着手するとなったら、まずやるべきは固定費の見直しです。
固定費とは、毎月定額で支払いが発生する生活費のこと。たとえば、家賃やスマホ代、水道光熱費、保険料や駐車場代が挙げられます。
なお、固定費に対して、旅行や外食など月によって変わる生活費のことを変動費と呼びます。
真っ先に固定費を見直すべき理由は、「一度手を付ければ、節約効果が半永久的に続くから」です。
一度固定費を見直し、下げることができれば、その後は何もしなくても自動的に固定費が下がった状態になります。
例えば、家賃10万円のアパートから8万円のアパートに引っ越したとしましょう。引越した月は2万円だけ支出が減ることになります。しかもこれだけでは終わりません。一度引越してしまえば、次の月やさらにその次の月以降は、自動的にずーっと2万円ずつ支出が減っていきますよね。1年で24万円、4年で96万円も浮くわけです。
一度の行動で4年後には100万円分も得していると思うと、固定費を見直すことの重要さが分かっていただけると思います。
もちろん家賃だけでなく、スマホ代や保険料等も、見直すことで大幅に支出を減らせるでしょう。
一度の取り組みだけで効果がずっと続くので、節約を始めたい人にとって固定費の削減はとても有効です。
②自炊する
一人暮らしの人にとって、食費が生活費に占める割合は高いです。
毎日2食分あるいは3食分のお金を使っているので、注意しないと平気で出費がかさみます。
特に外食したりスーパーの総菜を買いあさると、1回で1,000円弱もかかります。一方で自炊をすると、1食200円ほどで料理が作れます。
お金を貯めたいなら、自炊を基本としてください。
外食と自炊とでは1食あたりの差が数百円ですが、1ヶ月で換算すると平気で数万円もの差になります。手取りが十数万のうちの数万円は大きすぎますよね。
自炊には他にもメリットがあり、
・料理が上手になる
・生の素材を使うため食品添加物を摂取するリスクが減る
・調理プロセスが明快なため衛生的
・塩分や糖質などの摂取量をコントロールしやすいなどがあります。
もちろん、外食やスーパーの料理には、時短や味が美味しいというメリットもあります。
しかしそれは毎日享受するほどの価値がありますか?あなたの収入に見合っていますか?たまに贅沢をするときに利用する程度でも十分幸せを感じられのではないでしょうか。
はじめは自炊が面倒だったり慣れずに苦戦するかもしれませんが、続けていくうちに苦にならなくなります。まずは我慢して自炊を続けてみてください。
③ストレスを抱えない
盲点になりがちですが、ストレスも蓄財の敵になります。
ストレスが溜まるとお金をパーッと使いたくなりませんか?
思い出してみてください。自分へのご褒美として高級店でレストランで外食をしたり、ストレス発散として暴飲暴食したり、服やらブランドアイテムを衝動的に買ったりませんか?
心身ともに疲れ切っているときは、お金を豪快に使うことで気分を紛らわせようとしがちなのです。
お金を使ってうまく気分転換できれば良いのですが、どちらかというと後悔することの方が多いのではないでしょうか。
この問題を解決するには、ストレスをそもそも抱えないようにするのが一番です。
ストレスさえなければ、酒や買い物で散財したくなる気持ちも起こりにくくなります。
あとはどうやったらストレスを感じずに済むかという話ですね。
私の経験上、人間関係と健康を改善すること、この2つに尽きます。
例えば、親と話す、何でも話せる友人を見つける、食べ過ぎない、早寝早起きする、運動する。
これらが揃えばかなりストレスが減ります。
ストレスを感じないようになるには難しいですが、いろいろ試すうちに、自分に合ったストレスを溜めない方法が見つかっていきます。ぜひ探し続けてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、節約を始めたい人が知っておくべき超基本ルールをご紹介しました。
いずれも貯金をしたい人にとっては避けては通れない道です。
最初のうちは不便や苦労を感じるかもしれませんが、続けていくうちに、お金を使わない生活が徐々に心地よく感じられます。
ぜひ続けてみてください。