節約

【貧乏になる】買ったら貯金できないもの10選

貯金してるつもりなんだけど、なかなか貯まらないなあ。。。

知らないうちにムダなことにお金を使ってたりするのかな?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

・買ったら貯金できないもの10選

・ラクにお金が貯まるようになる方法

・貯金のペースを劇的に上げる神アイテム

この記事の信頼性

そうのじ(著者)はその辺にいる普通のサラリーマンですが、貯金が好き&得意で、20代のうちに1000万円を貯めることができました。

今回紹介する内容は、すべて私が実践してきて効果があることを体感したものです。

買ったら貯金できないもの10選

前提

この後で買ったら貯金できないものを紹介しますが、いずれも、持っている人や興味がある人を否定する意図は全くありません。

環境や価値観によって、お金を使いたい対象は人それぞれ違うためです。買ったことで幸福度が大きく上がることもあるかと思います。

本記事の趣旨はあくまで、「持っていると貯金のペースが上がらない」ことを伝えることです。

あらかじめご了承ください。

①コンビニ弁当

貯金したいならコンビニ弁当は買わないようにしましょう。

理由は2つあります。

  • 割高である
  • 健康に悪い

順に紹介します。

理由① 割高である

コンビニで売られているものは、弁当に限らず割高です。スーパーと比べてみると、ざっと1.5倍ほどコンビニのほうが高いです。

弁当一つで500~600円程度かかりますし、ついでに飲み物や食後のおやつも買いたくなりますよね。

全部で1000円ほど行くかもしれません。

1000円あれば、自炊で3食分は作れてしまいます。

そうのじ

理由② 健康に悪い

まず栄養バランスが悪いです。

炭水化物や揚げ物がメインの食品が多いわりに、野菜の量が圧倒的に少ない。

また、発色をよくしたり長持ちさせるために、大量の食品添加物や防腐剤が使われています。

また、コンビニ弁当に頼った食生活を続けていると、大なり小なり心身に影響が出ます。

体調を崩して病気になれば、通院や薬で医療費がかかります。

体が弱ったところで大きな病気になれば、入院代もかかりますし、働けない期間は収入も途絶えてしまいます

解決策 自炊する

コンビニ弁当はたしかに便利ですが、費用と健康の面でのデメリットが大きすぎます。

コンビニは貴族が行くところです。

貯金をしたい我々はお金をかけないために自炊をしましょう。

自炊であれば健康に良いですし、圧倒的に食費が安く済みます。

「でも自炊って面倒くさいでじゃん。時間かかるもん。」

と自炊を嫌がる人もいるかもしれません。

それには解決策があって、

  • 品数を1つか2つにする
  • 作り置きする

など手数を減らす工夫をすれば、自炊のハードルが下がります。

コンビニはただでさえ魅力的な商品が多く、我々からお金を吸い取ろうとしてきます。

貯金したい人はコンビニには近づかないようにしましょう。

② 収納

収納とは、

  • 衣装ケース
  • ラック
  • 本棚

など、モノを保管するためのモノのことです。

一見、

収納が多いほうが身の回りを整理できるから、お金が貯まりやすそうな気がする

と思うかもしれませんが、完全に逆なんです。

収納が貯金に向かない理由は2つあります。

貯金に収納が向かない理由

  • 収納があると買い物が増える
  • 収納を置くスペースに管理コストがかかる

順に紹介します。

理由① 収納があると買い物が増える

例えば、持っている本棚に本があまり並んでおらず、スペースが余っているのを見て、あなたはどう感じるでしょう?

本が少なくて寂しい感じがするなあ。頭よさそうに見える本を買ってこよう。

と思うのではないでしょうか。

人間には、空いているスペースを見るとモノを入れたくなる習性があります。

本当に本が欲しいならまだしも、スペースを埋めたいがために本を買うのはムダ遣いです。

本棚に限らず、衣装ケースやかラックでも同じです。

理由② 収納を置くスペースに管理コストがかかる

収納を動かしたときや捨てたときに、部屋が急に広く感じることはありませんか?

実際に、収納はかなりのスペースを圧迫しています。

なので、収納を多く持っていると、部屋がどうしても狭くなります。そして

もっと広い部屋に引っ越さなきゃ。。。こんな狭い部屋住めないわ。。。

と思うはず。

広い部屋は家賃も高い傾向にあります。

なので、収納を求めて家賃が高くて広い部屋に引っ越すと、収納スペースのために余計な費用を払うことになるのです。

その差額は収納さえなければ発生しなかった余分な費用です。

収納を持っているだけで余計なお金がかかってしまいます。

解決策

収納はできるだけ持たないようにしましょう。なぜなら、

  • 空いた収納スペースが、余計なものを呼ぶ
  • 収納スペースそのものにコストがかかっている

からです。

私もリビングの衣装ケースや浴室のラックを手放したのですが、同じ部屋でも見違えるように広く感じるようになります。

それまで狭くて圧迫感があったのに、同じ部屋とは思えないほど解放感を感じるのです。

中には、

「収納は絶対に必要だ!収納がないと片付けや整理整頓ができないじゃん!」

という方もいるでしょう。

もちろん、最低限の収納はあってよいです。

しかし、なんとなく持っている収納には、無意識のうちにモノを入れてしまいやすいものです。

逆に、収納を手放してしまえば、厳選して買い物をするようになるので、ムダ遣いを抑えることができます。

ムダなお金を使いたくないなら、収納を手放すというのは目に見えない大きな効果があります。

③キャリアスマホ

キャリアスマホとは、

  • au
  • softbank
  • docomo

の提供するスマホのことです。

この記事を読むような熱心な貯金家の中に、まだキャリアスマホを使っている人はさすがにいないと思いますが、一応言っておきます。もしこれらを使っているなら今すぐ格安スマホに乗り換えてください。

理由は、

ムダに高いから

です。

格安スマホの性能はキャリアスマホとほとんど変わりません。

  • LINE, twitter, InstagramなどのSNS
  • YouYubeの視聴
  • ネット検索
  • 電話

など、日ごろ使うサービスは完全に同じように使えます。

にもかかわらず費用が全然違っていて、

毎月の利用料金

キャリアスマホ・・・6000~1000円

格安スマホ・・・1000円~2000円

になります。格安スマホに乗り換えるだけで、毎月4000円~9000円もの固定費が浮くことになります。

でも通信回線が遅いんでしょ?サクサク使えないのはストレスなんだよなあ。。。

と心配する人がいるのもわかります。

ただよっぽど問題ありません。

私は3年ほど前にsoftbankから楽天モバイルに乗り換えましたが、速度が遅いとか電波が弱いと感じることはほぼありません。

1年に1回ほど人込みの中で電波を受信できないことがありますが、これはキャリアスマホだったとしても同じだったかも。

それより、たった1年に1回に備えるためだけに毎月1万円近いお金を余分に払っては、ただただお金がもったいない。そんなことをしていいのは王族だけです。

庶民はすぐに格安スマホに乗り換えてください。

④妥協して買った安物

妥協して買った安物とは、以下のようなものです。

  • 「40%OFF」の割引セール品
  • 「2点買うと1点半額」のまとめ買いで安くなるセール品
  • 性能よりも値段で選んだガジェット

安物を妥協して買うと、お金はたまりません。なぜなら、

払った金額以上の価値を感じられないから

です。

前提として、正しい買い物とは

値段以上の価値が感じられるもの

を買うことです。値段以上の価値を感じられないなら、それはムダ遣いです。

「値段が安い」という理由だけの買い物からは、価値という観点が抜け落ちています。

これでは納得した買い物ができない可能性が大きいです。

「安くてお得だから」と買っても、気に入って買ったわけではないので、全然使わなかったり粗悪品をつかむことになりやすいです。

私も過去には同じ過ちを犯していました。

  • 10000円の真っ赤なコートが40%だったから、お得だと思って買った。家に帰って冷静に見るとサンタクロースみたいでダサく感じ、結局数回しか着ることなく捨てた。
  • ワイヤレスイヤホンが欲しくなり、amazonで最も安かった中華製の商品を購入。10回ほど使ったところですぐに壊れた。

当時は賢く買い物をしたつもりでいましたが、結局損する結果になっています。勉強代になりました。

解決策 買い物をするときは値段と価値を比較する

中には、

お金がないんだから、安いものを買うしかないんだよ

という意見もあるでしょう。

安いもので済まそうとするマインドは素晴らしいです。その調子で生活をすれば貯金はザクザク進むでしょう。

しかし、何でもかんでも安くすませばよいというものではありません。

いくら安くても、その値段の価値がないと考えられるなら、

  • 買わない
  • もう少しお金を出して、納得のできる高品質なものを買う

のどちらかを選んでください。

安物を買っても、全然使わなかったりすぐに壊れたりして、結局値の張るしっかりしたものに買い替えることになります。

そうなると最初に買った安物はまさにムダ遣い。安物買いの銭失いとはよく言ったものです。

⑤ ギャンブル

ギャンブルをしていてはお金が貯まることはなく、減っていきます。ここでのギャンブルとは、

  • 競馬
  • 競輪
  • パチンコ
  • 宝くじ

などのことを指します。

理由は、

やればやるほどお金が減っていく

からです。

これは各ギャンブルの還元率を見ればわかります。

還元率・・・プレイヤーのかけたお金のうち、手元に戻ってくる確率

ギャンブル名

還元率 1万円賭けた場合の見込みリターン

オンラインカジノ

93%~98%

9,300円~9,800円

パチンコ・パチスロ

80%~85% 8,000円~8,500円

競馬

70%~80% 7,000円~8,500円
競輪

75%

7,500円

宝くじ

46%

4,600円

(出典:ギャンブル還元率ランキング (gambles-payout-ratio-ranking.com)

ご覧の通り、1万円賭けた場合のリターンはいずれも1万円を下回る結果になっています。

いやいや、俺はギャンブルをやっているがトータルすると勝ってるぜ!

という人も、数学的には試行回数を増やすほど還元率は上記の表に近づいていきます。

つまり、ギャンブルをやればやるほどお金は減っていくのです。

解決策 ギャンブルには近づかない

解決策は、ギャンブルには近づかないことです。

どうしても賭け金が上下動するのを見てハラハラを味わいたいなら、株式投資をオススメします。

ちゃんと分散していれば期待リターンはプラスになる可能性が高いので、ハラハラと同時に実利も得ることができます。

しかし中には、

宝くじは買わなきゃ1億円当たらないんだ!

という人もいるでしょう。

高額当選した姿を想像するのが楽しいというのなら、それは間違ったお金の使い方ではないと思います。

しかし1億円以上の金額に当選する確率はとても低いです。

交通事故で2度死ぬ確率と同じくらいだというデータもあります。

そうのじ

ギャンブルに回すお金を貯金または投資に回したら、驚くほどのペースでお金が貯まっていくのは間違いありません。

⑥酒・たばこ

酒やたばこが好きな人は少なくないと思いますが、酒やたばこを習慣にしている人が貯金するのは難しいでしょう。

理由は3つあります。

酒・たばこで貯金ができない理由

  • 値段が高い
  • 体に悪い
  • 習慣化しやすい

酒の場合、平均的な毎月の家飲み代は1万円程度という統計があります。

(出典毎月の家飲み代はいくら?「贅沢なお酒」っていくらから? ― なんでも酒やカクヤス調べ|株式会社カクヤスのプレスリリース (prtimes.jp)

あくまでこの金額はお酒をあまり飲まない人のデータも入っているので、お酒好きならばもっと家飲み代もかかるでしょうし、飲み会に頻繁に参加する場合はさらに数万円単位で出費がかさむでしょう。

たばこの場合は、2018年の調査によると喫煙者の毎月のたばこ代の平均は9247円だそうです。

(出典:<みんなの平均>毎月のたばこ代はいくら?改正健康増進法をきっかけに支出を見直しませんか。 |タマルWeb|イオン銀行 (aeonbank.co.jp))

また、酒もたばこも健康に良くないというのはご存じの通りだと思います。

コンビニ弁当の項目でも言いましたが、健康を崩すとその分の医療費が余計にかかる可能性があります。

習慣化が一番怖い

酒・たばこの最も問題なのは、習慣化しやすいことです。

月1万円近い出費が習慣になってしまえば、貯金も進まないうえに幸福感を感じるのも難しいでしょう。

なぜなら、習慣になっていることに対しては、使っている金額に対して十分な満足感が得られないからです。

本来お金というのは、金額以上に価値があると感じるものだけに使うべきです。

たばこには毎日お金がかかっているのに、それにありがたみを感じられないのであれば、それはムダ遣いと言えます。

解決策 きっぱりやめる

本格的に貯金に取り組むつもりなら、酒とたばこはきっぱりやめましょう。しかし

酒やたばこがないとやってられないんだよ!

という人が多いと思います。習慣になってしまった嗜好品を断つのは、簡単ではないと思います。

そういう人は別のストレス解消法を見つけてください。

おすすめは運動です。特にランニングや自転車などの有酸素運動。

運動は人間が狩猟採集民族のころから日常に取り組まれていた行為で、運動をすれば人間は本来あるべき姿に戻ります。

どういうことかというと、

  • ストレスが減る
  • 鬱・病気が治る
  • 頭がよくなる

といったように、心身が理想の状態に近づいていくわけです。

これらは「脳を鍛えるには運動しかない」という本に細かく書いてあるので、ストレスが溜まりやすくて困っている人は、ぜひ読んでみることをオススメします。

⑦ ブランド品

ブランド品が好きでついつい買ってしまうという人は、お金が貯まりにくいです。

ここでいうブランド品とは、

  • グッチ
  • エルメス
  • ルイヴィトン

などのハイブランドや、もう少し身近なところだとシュプリームなど、若い人からの絶大な人気を誇るブランドの商品のことです。

ブランド品を買うとお金が貯まらない理由は、

見栄にお金を使うと際限がない

からです。

そのブランドがめちゃくちゃ好きで、ほかの人に見せびらかさずとも身に付けているだけで幸せになれる、という人はブランド品を買う意義があるでしょうが、99%の人は、他の人からの注目を浴びたいという「見栄」でブランド品を買います。

見栄で買ったグッズははじめこそ周りの人からちやほやされるでしょうが、1,2回見たらすぐに慣れます。

そうなるとまた別のブランド品を新たに買って、注目を集めようとしてしまいます。

こんなことを繰り返していればお金が貯まるはずがないというのはわかりますよね。

また、ハイブランドの商品を1使うと、ディドロ効果のせいで、さらに出費がかさみます。

ディドロ効果・・・価値の高いものを新たに手に入れると、所有物や環境をそれに合わせて統一したくなるという心理効果

例えば、グッチで高級で高額なTシャツを購入したとします。

それを着て遊びに行こうと思ったとき、あなたは気づきます。

あれ?パンツがユニクロじゃん!靴もコンバースのスニーカーくらいしかないわ!これは恥ずかしい。。。

そして高級なTシャツに合わせて、パンツや靴も高額なものを新たに買いたくなるのです。

解決策 見栄を捨てる

見栄があれば、買い物の基準が「他人からおしゃれでかっこよく思われること」になっています。

しかし、他人はあなたのことをそれほど気にしていません。

あなたもそうだと思うんですが、みんな自分のことだけで頭がいっぱいです。

他の人の目だけを気にした買い物では、得られるものは予想以上に小さいのです。

見栄を捨て、「自分が」満足できる買い物だけを続けていけば、心から豊かになれるものだけに囲まれますし、お金が貯まるペースも早くなります。

⑧ 時間

時間を買うという発想も、貯金には危険です。

ここでいう時間を買うというのは、

  • 時短家電
  • 家事代行
  • 食事のデリバリー

のといったことにお金を使うことです。

これらが貯金に向かない理由は、

空いた時間を有効に使えず、ムダになることが多い

からです。

上記のようなサービスにお金をかければ、確かにあなたが料理や家事に費やすはずだった時間は浮きます。

あなたの時間単価が高い場合は、時間を買ったほうがお得に思えるかもしれません。

しかし、浮いた時間をあなたはどう使いますか?

多くの場合、YouTubeを見るとか、SNSをサーフィンするといった非生産的な行動に費やしてしまうのではないでしょうか。

時間を買うことのコスパがいかによくても、その空いた時間を有効に使わなければ、コストがムダにかかるだけです。

いやいや。浮いた時間は副業に充てるから、ペイできるぜ!

という方もいると思います。

そういう方は全然OKです。

浮いた時間を副業に使って、払った金額以上のリターンが期待できるならそちらのほうが合理的です。

すぐにリターンが期待できる場合だけでなく、副業を始めたばかりで利益がまだ出ていない場合でも、時間を買うのはアリです。

将来その副業が育つ見込みがあるなら、スタートアップの時期に大量の時間を投下するのは正しい戦略ですからね。

しかしそれ以外の、「明日も今日と同じように平穏に過ごしたい」という吉良吉影と同じ思考の人たちにとって、時間を買うのはムダ遣いになる可能性が高いです。

貯金をする上で大事なのは、コスパではなく絶対的なコストです。

ムダなことにお金を使えばお金は貯まらないので、豊かになる確証があることを厳選してお金を使いましょう。

⑨ 保険

保険は慎重に選んでください。もしくは、入らないことも視野に入れてよいです。

ここで言う保険とは、

  • 医療保険
  • 生命保険

です。

医療保険と生命保険への加入に慎重になるべき理由は以下です。

保険の加入に慎重になるべき理由

  • 莫大な費用が必要になることはほとんどない
  • 払い損になる
  • 保険料を払う代わりに貯金に回せば、貯金でカバーできる

からです。

医療保険も生命保険も、基本的には不要です。

なぜなら、

公的保険が充実しているため

です。

もし急な手術や入院で数百万円のお金が必要になっても、高額療養費制度があるので、あなたの負担金は数十万円で済みます

そんなうまい話が本当にあるの?

と思うかもしれませんが、その対価はちゃんとあなたが払っています。

あなたの給与明細を見ると、毎月税金と一緒に「健康保険料」が天引きされているはずで、それが公的保険の原資になっています。

自動的に給料から保険料が天引きされているんですよ

そうのじ

また、保険は払った保険料のほとんどが返ってこないようになっています。

有事の際に備えるのが目的なので仕方ないところもありますが、それにしても金額を見れば大損なのです。

しかも保険が下りる機会はほとんどないことを考えると、コスパは最悪なのです。

私の父親も家族のためにと高額な保険に入っていましたが、同じ職場の元保険レディに相談したところ、「え、保険なんか入ってるんですか!お金をドブに捨ててるようなもんですよ!」と言われたそうです。さらに、その人も含め保険会社で働く人たちは、保険に入っていないんだとか。現在父親は、最低限の格安保険にしか入っていません。

「従業員も避けるような商品を売るなよ」と思ってしまいますね

そうのじ

解決策 貯金でカバーする

不測のトラブルに保険で備えるのはお金が非常にもったいないです。

しかし、もしものために備えるのは重要。

ではどうするか。保険ではなく、貯金で備えればよいのです。

毎月保険料として支払うはずだった金額を貯金に回せば、圧倒的に貯金が進みます。

頼れる家族がいれば、もしものときは援助をお願いすれば手を差し伸べてくれるはずです。

養っている家族がいる場合は、最低限の保険に入るのもありでしょう。

それでも、貯金が100万あれば医療保険は外し、1000万あれば生命保険は外してよいです。

十分な貯金が確保出来たら保険は解約するか、グレードダウンしたいところ

そうのじ

万が一に備えるのは悪いことではありませんが、安直に保険に入ってしまえば、健康なうちに使えるお金が著しく減ってしまいます。

  • どれくらいの貯金があれば保険が不要そうか
  • 公的保険でどれくらいのサポートが得られるのか

など冷静に知識を仕入れて備えておけば、費用と安心のバランスがとれた判断ができるでしょう。

⑩ 車

貯金をするうえで最も強大な壁として立ちはだかるのが、です。

理由は単純で、

持っているだけで半端なくお金が飛んでいく

からです。

車を買う、あるいは所持していると、1例として以下のお金がかかります。

  • 本体価格
  • ローン返済費用
  • 税金
  • 保険料
  • 車検代
  • メンテナンス費
  • ガソリン代
  • 駐車場代

車を1台持つだけで、これだけの費用が付いてくるわけです。

具体的な金額を数えてみると、こんな感じになります。

車の購入・維持にかかる費用

購入費:100万円~500万円

維持費が毎月3万円~5万円 ⇒ 年間で30万円~60万円

ぶっちゃけ、ここまで紹介した①~⑨の節約とはスケールが違います。

①~⑨をすべて実践したとしても、車を持っているだけでお金は全く手元に残りません。

貯金したいなら、車を持つかどうか冷静に考えましょう。

そのために、車を買う前に以下のフローを検討してみてください。

車を買う前に考えること

  • 公共交通機関・自転車で移動する
  • 原付・バイクを買う
  • 中古の軽自動車を買う

解決策① 公共交通機関、自転車で移動する

車を持っていなくても、

  • 電車やバスなどの公共交通機関
  • 自転車

で代替できるならぜひそうするべきです。

電車やバスでどこでも行けるほどの街に住んでいるなら、まず車はいりません

電車やバスなどの交通網が発達していない田舎でも、住む場所によっては車がなくても生活できたりします

私は自動車保有率99%の田舎に引っ越してきて3年になりますが、一度も車を持つことなく暮らしています。

自転車があれば困らないと気づき、どこへ行くにも車の代わりに自転車で移動しています。

そのうち車が必要になるだろうと予想していましたが、意外となくても問題ありませんでした。

そうのじ

あなたがこれから田舎暮らしを始めるのなら、まずは車なしで生活してみることをオススメします。

車がなくても問題なさそうなら、車なし生活を始めてください。必要になったときはそれから買えばいいのです。

解決策② 原付・バイクを買う

公共交通機関や自転車での生活が難しそうなら、次は原付やバイクの検討をしてみてください。

どちらも好きなところに好きな時間に体力を使わずに行けるという点では車と変わりません。

さらに車と比べて、金銭的なメリットもあります。

原付にかかる費用

  • 購入費:5万~30万
  • 年間維持費:1万~5万

バイクにかかる費用

  • 購入費:30万~250万
  • 年間維持費:5万~20万

貯金は頑張りたいけど、遠出することが多いんだよなあ

という人は、原付やバイクの購入を考えてみるのがオススメです。

解決策② 中古の軽自動車を買う

しかしもちろん、どうしても車が必要というケースも少なくありません。

私の生活環境やライフスタイルを考えると、どうしても車を使うんだよ

という人もいるでしょう。そんな人には、中古の軽自動車をオススメします。

中古車なので、購入価格は新車の半額程度で買えることが多いです。また軽自動車なので、普通車と比べると税金の負担が小さくなります。

貯金を頑張りたい人が車に求めるのは、かっこよさよりも負担の少なさだと思います。

だったら、最低限の要件を満たす、できるだけ安く済む車を持ちたいですよね。

昔と違って現在の車は、中古車でも寿命で壊れることは少なくなっています。新車や大きな車でないと困る特別な理由がない限り、中古の軽自動車で全く問題ありません。

田舎で暮らすとなるとどうしても車が必須のように感じますが、一度冷静になって「本当に必要なのか」を見極めてください

車を持っているのと持っていないのとで、貯金のペースに天と地ほどの差が出てきます。

まとめ

本記事では、貯金したい人が買ってはいけないモノを10個紹介しました。

今回紹介したものは、いずれも非常にコスパの悪い出費だったり、お金をどんどん吸い上げるものたちです。

ついこれらにお金を使いたくなってしまいますが、そこを踏みとどまれば、確実に目標の貯金額に近づいていきます。

私も紹介した内容はすべて実践しており、その結果、普通の会社員でも20代で1000万円貯めることができました。

20代で1000万円貯めた方法をさらに詳しく知りたい方は、こちらの体験記が参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

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